2017年5月23日(火)に、派遣法改正に伴う変更点などを考えるセミナーを開催いたしました。ゲストスピーカーは、マンパワーグループ株式会社の辻様にご登壇いただきました。IT企業の経営者様に多数お集まりいただき、セミナー後の懇親会でも活発な意見交換がなされていたようです。
2015年9月30日から、一般派遣・特定派遣という制度はなくなり、「労働者派遣事業の許可」が必要となりました。これまで特定派遣は届出制だったため、規制強化の流れとなります。今回のセミナーでは、派遣法改正のポイントがどこにあり、具体的にどのような対応をとらなくてはならないかについて、お話いただきました。
派遣事業をしている会社が多すぎる、というのが今回派遣法を改正する理由の一つのようです。許認可制にすることで悪質な派遣事業会社を排除し、優良な事業会社を育成するねらいがあるようです。現在、派遣事業している会社は8万社あると言われているらしく、そのうち137社だけが優良認定されています。
セミナーでは、実際に許可申請を行って事業許可を取得する方法をお話しいただきました。それだけでなく、経営者として、そもそも許可を取ってでも派遣事業をやっていく価値があるのか?を考えることも必要という問いかけもされていました。
参加者様の声
「対応をしないといけないと思っていたので、有益だった。」
「あまり危機感がなかったため、話を聞けて良かった。」
「派遣法全般の話だけでなく、IT業界に特化した話もしてほしかった。」
共催:辻様(マンパワーグループ株式会社)
マンパワーグループは世界80カ国・地域に2,900のオフィスを持ち、ワールドワイドに展開している人材サービスのグローバルカンパニー、ManpowerGroupの100%出資の日本法人で、日本で最初の人材派遣会社。2014年に「優良派遣事業者」の認定を受ける。2016年、創業50周年。
今後も、経営者の方がご興味をお持ちになっている様々なテーマについて、情報収集や他社様との意見交換が出来るようなイベントを適宜開催いたします。